夏恋~ひまわりと太陽~
自分の部屋に入り、さっきスーパーでかかっていたクリスマスソングを思い出す。
自分の気持ちに抵抗するように、クリスマスソングを歌ったけれど
やっぱり虚しくなるだけだからやめた。
「葵ちゃん。飾り付け一緒にしない?満ちゃんセンス悪くてさ」
「俺のせいかよ?一緒にやろーぜ」
剛さんと愛美さんには、いつもお世話になりっぱなしだ。
「ぷっ。剛さんどれだけセンスないの?しょうがないから手伝うか!!」
「じゃあ早くしよーしよー!!」
愛美さんはあたしの背中を押して、急がせた。