夏恋~ひまわりと太陽~
「おっはよーっ!!」
あたしが教室に行くと、ニヤニヤしながら奈美が言ってきた。
「…おはよー」
「いい感じじゃない~♪あれだけ嫌がってたのにね~♪」
「…うるさい!ほら、体育館行くよ!」
「はいは~い♪」
あっつい中の校長の話は最悪だった。
異常に暑いし………。
「あーおーいー…。暑い……。死ぬーー…。倒れるーー…」
「もうちょっとなんだから頑張りなよ!」
「んー…。あんた蓮くんとはどうなったのよ!!」
急に元気になりやかって………。
「どうって……。別になんともないっての!ただの下宿人だし」
「そんな事言って~!恋してんじゃないの~?」
ドキッ!!!
……ん?
ドキッ?
なんでドキッ?
「そんなわけないじゃん!」
そう言った後、何故か7組を見てしまった。
すると蓮も何故かこっちを見ていて、目が合ってしまった。
ドキッ!!!
何でこっち見てんのよ!!