恋愛フラグを回収しますか?
2本目
寄り道
ゴールデンウィーク中、両親が知らないうちに旅行に行ってしまったため、独りになった私は家に引きこもり、ゲーム三昧の日々を送った。
止める人が誰も居なかったせいか、不規則な生活を送った私はゴールデンウィーク明け、眠い中、学校へ向かった。
それでも私はいい方だった。
「…おはよぉ…」
「おはよ。エリ、隈すごい」
エリは目の下が真っ黒になっていた。