10年後も、キミと。
「いちお、そのつもりで選んできたの」
「良かった。
バイトのあとはいつも、夕飯はどうしてるの?」
「いつもは、家に帰ってから食べてるけど、今日は芳樹くんと一緒だから、いらないって言ってきた」
「そっか、この近くにおいしいラーメン屋があるんだけど、どう?」
「うん、行く!」
ラーメン屋さんに行くまでも、着いてからも、ふたりの話は途切れずに続いてた。
芳樹くんは、小学生から高校の部活までずっと、サッカーをやってて。
チームは強くなかったけど楽しくて、大学ではフットサルサークルに入ってて。
私が、芳樹くん目当てで合同サークルに入った話をしたら、芳樹くんは祐也くんから聞いてて、すごい驚いたって言ってて。
「いつでも大学に遊びに来て」
なんて言うから、
「かわいい子に囲まれてるんじゃないの?」
ってからかったら、
「なに、ヤキモチ焼いてくれてんの?マジで?」
逆に責められて。
「良かった。
バイトのあとはいつも、夕飯はどうしてるの?」
「いつもは、家に帰ってから食べてるけど、今日は芳樹くんと一緒だから、いらないって言ってきた」
「そっか、この近くにおいしいラーメン屋があるんだけど、どう?」
「うん、行く!」
ラーメン屋さんに行くまでも、着いてからも、ふたりの話は途切れずに続いてた。
芳樹くんは、小学生から高校の部活までずっと、サッカーをやってて。
チームは強くなかったけど楽しくて、大学ではフットサルサークルに入ってて。
私が、芳樹くん目当てで合同サークルに入った話をしたら、芳樹くんは祐也くんから聞いてて、すごい驚いたって言ってて。
「いつでも大学に遊びに来て」
なんて言うから、
「かわいい子に囲まれてるんじゃないの?」
ってからかったら、
「なに、ヤキモチ焼いてくれてんの?マジで?」
逆に責められて。