10年後も、キミと。
あれからもう、1ヶ月。
雅人くんからの連絡はない。
これでいいんだ、とスマホをさわるたびに、自分に言い聞かせた。
外はもう、秋の気配。
利絵と私は、大学祭でやる出し物の準備をしてた。
芳樹くんと祐也くんも、自分たちの大学祭で忙しそうだった。
日程はかぶっていなかったので、お互い遊びに行けるねって話してた。
芳樹くんとも順調。
バイトは、ケーキ屋さんの一年で一番忙しい時期であるクリスマス商戦に向けて、早くも準備を始めた。
こんなに充実しているのに。
私は毎日、雅人くんのことを思い出してる。
雅人くんからの連絡はない。
これでいいんだ、とスマホをさわるたびに、自分に言い聞かせた。
外はもう、秋の気配。
利絵と私は、大学祭でやる出し物の準備をしてた。
芳樹くんと祐也くんも、自分たちの大学祭で忙しそうだった。
日程はかぶっていなかったので、お互い遊びに行けるねって話してた。
芳樹くんとも順調。
バイトは、ケーキ屋さんの一年で一番忙しい時期であるクリスマス商戦に向けて、早くも準備を始めた。
こんなに充実しているのに。
私は毎日、雅人くんのことを思い出してる。