10年後も、キミと。
次の日。
芳樹くんに渡すはずだったクリスマスプレゼントを持って、待ち合わせ場所に向かった。
早めに着いたのに、芳樹くんはもう待っていて、
「ゆり!」
って、笑いながら手を振っている。
大好きな笑顔。
でも、それ以上に、雅人くんが好き。
ごめんね、芳樹くん。
「来てくれて良かった。
もう会ってくれないかと思った。
とりあえず、寒いからどこか入ろうか」
何回か来たことのあるカフェ。
話題が尽きなくて、楽しかったな。
芳樹くんに渡すはずだったクリスマスプレゼントを持って、待ち合わせ場所に向かった。
早めに着いたのに、芳樹くんはもう待っていて、
「ゆり!」
って、笑いながら手を振っている。
大好きな笑顔。
でも、それ以上に、雅人くんが好き。
ごめんね、芳樹くん。
「来てくれて良かった。
もう会ってくれないかと思った。
とりあえず、寒いからどこか入ろうか」
何回か来たことのあるカフェ。
話題が尽きなくて、楽しかったな。