10年後も、キミと。
「おしまいっと」
雅人くんが笑って、ピアノを閉じた。
「雅人くん、お願いがあるんだけど」
「なに?
エッチなおねだり?」
「ちがうよ、もう!」
「なんだ、違うのか。
俺はもう、その気なのにな」
いつのまにか、ソファーの横に座ってる雅人くん。
「ここなら、大きな声で喘いでも、バレないし」
「ん・・・」
溶けるような、熱いキス。
角度を変えて、何度も繰り返される。
「ゆり、いい?」
「うん・・・」
断るなんて、無理。
私はもう、身も心も、雅人くんに夢中だから。
私たちは、会えない分も、何度も何度も体を重ねて、ひとつになった。
雅人くんが笑って、ピアノを閉じた。
「雅人くん、お願いがあるんだけど」
「なに?
エッチなおねだり?」
「ちがうよ、もう!」
「なんだ、違うのか。
俺はもう、その気なのにな」
いつのまにか、ソファーの横に座ってる雅人くん。
「ここなら、大きな声で喘いでも、バレないし」
「ん・・・」
溶けるような、熱いキス。
角度を変えて、何度も繰り返される。
「ゆり、いい?」
「うん・・・」
断るなんて、無理。
私はもう、身も心も、雅人くんに夢中だから。
私たちは、会えない分も、何度も何度も体を重ねて、ひとつになった。