10年後も、キミと。
ふたり一緒に
雅人くんが出国してから、もう1週間。
さすがにお正月気分は抜けてきたけど、大学は受験シーズンで休みだし、今日はひさしぶりに利絵とランチしてた。
「私は、ゆりが遠藤を選ぶと思ってたよ」
「えっ、どうして?」
「だって、細谷といるゆりは、なんだか無理してるように見えたから。
それに、細谷も我慢してる気がしてた」
「そうかな」
「細谷、祐也に相談してたから、私も含めて3人で会ってたりしてたんだから」
「そうだったんだ、ごめんね」
「じゃ、今日はゆりのオゴリだって」
「やりー!」
「俺、スペシャルランチな」
「えーっ?
なんでふたりがここに?」
突然、芳樹くんと祐也くんが合流してきた。
「雅人がいないから、慰めようかと思って」
「毎日連絡してるから平気だよーだ」
さすがにお正月気分は抜けてきたけど、大学は受験シーズンで休みだし、今日はひさしぶりに利絵とランチしてた。
「私は、ゆりが遠藤を選ぶと思ってたよ」
「えっ、どうして?」
「だって、細谷といるゆりは、なんだか無理してるように見えたから。
それに、細谷も我慢してる気がしてた」
「そうかな」
「細谷、祐也に相談してたから、私も含めて3人で会ってたりしてたんだから」
「そうだったんだ、ごめんね」
「じゃ、今日はゆりのオゴリだって」
「やりー!」
「俺、スペシャルランチな」
「えーっ?
なんでふたりがここに?」
突然、芳樹くんと祐也くんが合流してきた。
「雅人がいないから、慰めようかと思って」
「毎日連絡してるから平気だよーだ」