俳句ほのぼの
春ショール
GW、終わってしまいましたが、
どのようにお過ごしでしたか?
天気に恵まれて、
行楽は最高だった、
という方もいれば、
せっかくの連休なのに、
あいにくの雨で…という方も
いらっしゃると思います。
さて、私ゆきのが通う俳句教室では、
今回は、そんな残念な天気に類した
テーマの会となりました。
今回は「曇り」を兼題(テーマのようなもの)で、
句を作りました。
そして、私ゆきのが作りましたのが、こちらです。
曇るとも 彩り添える 春ショール
季語:春ショール
せっかく春になったのに、あいにくの曇り空の日。
そんな、気落ちしがちな日であっても、
オシャレな女性は、春の鮮やかな色のショールを
身にまとっています。
天気はパッとしなくても、うん、春だよね。
そんな気持ちを詠ませていただき、作りました。
曇るとも 婦人彩る 春ショール
季語:春ショール
ただこの句には、先生からご指摘をいただきました。
「「婦人彩る」は、言い過ぎのような気がするのよ。
春ショールは、婦人の女性しか身に着けないでしょう。
だから「婦人彩る」はどうかと思うのよ…」
とのこと。
よって、「こんな風にもできるわ」と、
次の句をさずけてくださいました。
曇るとも 風を彩る 春ショール
さすが先生ですよね「風を彩る」で、
句に動きが生まれ、躍動感が生まれますよね。
< 1 / 19 >