俳句ほのぼの
彼の地へも(花曇)
今回の俳句教室の
兼題(テーマのようなもの)
は「曇り」です。
さて、「曇り」をテーマに、
私ゆきのが作りました、
2つ目の句が、こちらです。
彼の地へも つづいているや 花曇
季語:花曇
「花曇」(はなぐもり)ですが、
ゆきのは今回、この句を作るにあたり、
初めて知った言葉でした。
ネットで調べてみると、
普通に天気予報でも
使われているようですが、
これは春の季語となります。
「花曇」…
桜の咲くころの曇り空。
花と一体になった白い空が
どこまでも続く曇り空。
さて、そんな花曇を季語に使いました、
彼の地へも つづいているや 花曇
この句は、先日、
あの世へ旅立った知人を偲んで
詠ませていただきました。
告別式のその日は、
雨でもないけれど、
晴れでもない、
曇り空でした。
知人もきっと、
私たちとつながるこの空で
微笑んでいてくれるよね。
そんな気持ちになり、
詠ませていただいた句となりました。