~SPの彼に守られて~
どんな人がSPをしているんだろう?がっしりとした人がいいし、襲われそうになったら投げ飛ばしてもらおうかな?あまり怖い印象の人だと私までビビっちゃうから、温厚な人がいいな。
4階に停まるとドアが静かに開いて、エレベーターから降りると目の前にドアがある。
「良い人でありますように」
ドアをノックをすると中から「はい」と声が聞こえ、ドアが静かに開くとそこにいたのはとても身長の高い男性で、見た目は40歳くらいかな?スーツを着ていても体つきはがっしりとしているのが分かるし、こういう人が護ってくれるなら安心が出来るかも。
「えっと、鷹野さんという警察官から此方を紹介されたんですが」
「鷹野からですね。どうぞ、中へお入り下さい」
男性は柔らかい笑顔になると、私を中に入れてくれた。
ざっと部屋を見渡すと机が複数ある他に、部屋の壁の一部には沢山の液晶ディスプレイがはめ込まれていて、道路や何処かの建物内の廊下の映像が視点を変えながら次々と映し出されている。
その液晶ディスプレイの前には2人の男性がいて、1人はスーツでもう一人は私服だった。
「此方におかけ下さい」
「あ、はい」
ソファとローテーブルがある場所に通されてソファに座ると、40歳くらいの男性は傍にあるコーヒーポットから中身をカップに注ぎ、私の前にカップを静かに置いた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
私の対面にあるソファに40歳くらいの男性が座り、コホンと咳払いをする。
「わたくし株式会社ホークス、主任SPを務める鷲宮崇(わしみやたかし)と申します。鷹野からの紹介ということですが、内容をお伺い出来ますか?」
「はい。私は吉野千明と申します。実は―…」
私は鷲宮さんの丁寧な言葉に安心したのか、交番で話したことを伝える。
「それは大変つらい思いをしましたね。我が社に所属するSPはとても優秀で、吉野様をしっかりと警護いたします」
「ありがとうございます!」
良かった!これであの追いかけてきた男たちから護ってもらえるんだ!!!
4階に停まるとドアが静かに開いて、エレベーターから降りると目の前にドアがある。
「良い人でありますように」
ドアをノックをすると中から「はい」と声が聞こえ、ドアが静かに開くとそこにいたのはとても身長の高い男性で、見た目は40歳くらいかな?スーツを着ていても体つきはがっしりとしているのが分かるし、こういう人が護ってくれるなら安心が出来るかも。
「えっと、鷹野さんという警察官から此方を紹介されたんですが」
「鷹野からですね。どうぞ、中へお入り下さい」
男性は柔らかい笑顔になると、私を中に入れてくれた。
ざっと部屋を見渡すと机が複数ある他に、部屋の壁の一部には沢山の液晶ディスプレイがはめ込まれていて、道路や何処かの建物内の廊下の映像が視点を変えながら次々と映し出されている。
その液晶ディスプレイの前には2人の男性がいて、1人はスーツでもう一人は私服だった。
「此方におかけ下さい」
「あ、はい」
ソファとローテーブルがある場所に通されてソファに座ると、40歳くらいの男性は傍にあるコーヒーポットから中身をカップに注ぎ、私の前にカップを静かに置いた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
私の対面にあるソファに40歳くらいの男性が座り、コホンと咳払いをする。
「わたくし株式会社ホークス、主任SPを務める鷲宮崇(わしみやたかし)と申します。鷹野からの紹介ということですが、内容をお伺い出来ますか?」
「はい。私は吉野千明と申します。実は―…」
私は鷲宮さんの丁寧な言葉に安心したのか、交番で話したことを伝える。
「それは大変つらい思いをしましたね。我が社に所属するSPはとても優秀で、吉野様をしっかりと警護いたします」
「ありがとうございます!」
良かった!これであの追いかけてきた男たちから護ってもらえるんだ!!!