私は彼氏の親友と浮気した。

契約成立



「……何でよ?!」

私は赤面顔で言った。




「秘密です。まぁ契約したから従わないと駄目だよね?」

…契約……しちゃった……




八代の悪魔の笑みに脅えている私の携帯が鳴る。



「……………」

私は着信者の名前を見て立ち尽くしていた。



「……陽芽?誰なん?」

八代が私の携帯を覗き込む。



そこには弘人の名前がある。

時間を見るとあの待ち合わせ時間からは20分が経っていた。



どうしよう。


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