ふりむいてよキャプテン
地獄の夏休み
「さあ、こーい!」
「こいやぁー!」
補習も終わり、ついでに小野くんもキャッチャーフライが捕れずに3日でキャッチャーをやめて、それから一週間がたった頃。
夏休みも二週間過ぎ、8月に入った。
今日の最高気温は三十八度だったかな?
グラウンドにいると照り返しで四十度越えてるんじゃないかってぐらいの炎天下。
そんな暑い日の今日も練習は普段通り行われ、ただいまマシンでバッティング練習中。
赤い野球帽をかぶり、赤と白のしましまの練習用ユニフォームを着た部員たちがグラウンドでそれぞれの守備位置につき、守備練習兼ボール拾いをしている。
私はフィールドに入るのは危ないから、ファウル線上グラウンドの隅の方でボール拾い。
「あぶないっ!!」
「なに......わぁー!!」
野球部の人ではない声が聞こえて、そちらの方を振り返って、思わず素で大声が出てしまった。
「こいやぁー!」
補習も終わり、ついでに小野くんもキャッチャーフライが捕れずに3日でキャッチャーをやめて、それから一週間がたった頃。
夏休みも二週間過ぎ、8月に入った。
今日の最高気温は三十八度だったかな?
グラウンドにいると照り返しで四十度越えてるんじゃないかってぐらいの炎天下。
そんな暑い日の今日も練習は普段通り行われ、ただいまマシンでバッティング練習中。
赤い野球帽をかぶり、赤と白のしましまの練習用ユニフォームを着た部員たちがグラウンドでそれぞれの守備位置につき、守備練習兼ボール拾いをしている。
私はフィールドに入るのは危ないから、ファウル線上グラウンドの隅の方でボール拾い。
「あぶないっ!!」
「なに......わぁー!!」
野球部の人ではない声が聞こえて、そちらの方を振り返って、思わず素で大声が出てしまった。