ふりむいてよキャプテン
「五分たちましたー!」
「五分経過ー!!ラストー!!」
「ラストー!」
マシンバッティングは三人ずつ、各五分間。
首からぶら下げていた五分間に設定していたストップウォッチがピピッとなったので、みんなに時間を知らせる。
と、私の一番近く、ちょうどライトの位置を守っていた先輩が大きな声で他の人にも知らせて、みんなも声を出す。
「ボール回収ー!次、百本ノックの準備してー!」
最後の三人までマシンバッティングが終了すると、キャプテンのいつき先輩が次の練習の指示を出す。
百本ノック、かぁ......。
夏休み恒例、地獄の百本ノック。
それぞれ守備位置について行う、ノッカー1人に対してノックを受ける人複数の普通のノックとは違う。
ノッカー、ノックを受ける人、のマンツーマンで行われる百本ノック。
しかも、百本ノックだからといって、百球受けたら終わり、というわけではない。
しっかり百球キャッチするまでは終われないので、下手したら二百球でも三百球やってても終われない......なんてこともあるんだ。
「五分経過ー!!ラストー!!」
「ラストー!」
マシンバッティングは三人ずつ、各五分間。
首からぶら下げていた五分間に設定していたストップウォッチがピピッとなったので、みんなに時間を知らせる。
と、私の一番近く、ちょうどライトの位置を守っていた先輩が大きな声で他の人にも知らせて、みんなも声を出す。
「ボール回収ー!次、百本ノックの準備してー!」
最後の三人までマシンバッティングが終了すると、キャプテンのいつき先輩が次の練習の指示を出す。
百本ノック、かぁ......。
夏休み恒例、地獄の百本ノック。
それぞれ守備位置について行う、ノッカー1人に対してノックを受ける人複数の普通のノックとは違う。
ノッカー、ノックを受ける人、のマンツーマンで行われる百本ノック。
しかも、百本ノックだからといって、百球受けたら終わり、というわけではない。
しっかり百球キャッチするまでは終われないので、下手したら二百球でも三百球やってても終われない......なんてこともあるんだ。