ふりむいてよキャプテン
夏休み最後の......
新人戦も終わり、夏休みも残すところあと一週間とちょっとになった頃。
普段お世話になっている部員のお母さんたちとの交流試合が行われていた。
選手対お母さんたち。
試合とはいっても、これは......。
「きゃー!!
当たっちゃった!」
小柄でパーマをかけた可愛らしいお母さんが無我夢中で振ったバットがこつんと当たり、コロコロとボールが転がっていく。
「走って!あ、ちがいます。
そっちじゃなくて、こっちです!」
どうしたらいいのか分からずオロオロしていたお母さんは、敵であるファーストを守っていた先輩にアドバイスされて一塁方向へと可愛らしく走る。
「おっ!ナイバッティンー」
セカンドを守っていたにっしーは、とてもナイスバッティングとは言えないボールを、のーんびり歩いてとりにいく。
それから、お母さんが一塁のベースを踏んだのを見届けてから、ファーストの先輩にひょいっとボールを渡した。
「セーフ!」
......なるほど。こういう感じね。
先輩たちから聞いていた通りだ。
普段お世話になっている部員のお母さんたちとの交流試合が行われていた。
選手対お母さんたち。
試合とはいっても、これは......。
「きゃー!!
当たっちゃった!」
小柄でパーマをかけた可愛らしいお母さんが無我夢中で振ったバットがこつんと当たり、コロコロとボールが転がっていく。
「走って!あ、ちがいます。
そっちじゃなくて、こっちです!」
どうしたらいいのか分からずオロオロしていたお母さんは、敵であるファーストを守っていた先輩にアドバイスされて一塁方向へと可愛らしく走る。
「おっ!ナイバッティンー」
セカンドを守っていたにっしーは、とてもナイスバッティングとは言えないボールを、のーんびり歩いてとりにいく。
それから、お母さんが一塁のベースを踏んだのを見届けてから、ファーストの先輩にひょいっとボールを渡した。
「セーフ!」
......なるほど。こういう感じね。
先輩たちから聞いていた通りだ。