ふりむいてよキャプテン
だけど次のバッターが打ったのはヒットではなく、もしかして勝てるんじゃないかという薄い望みを一瞬で打ち砕く、一塁線上の内野ゴロ。
まずそれを捕った人が一塁に送球して、次にホームに送球した。
「ツーアウトー!
あとひとつ、あとひとつ!」
「ツーアウトー!」
相手校のキャッチャーがお面みたいなのをとって立ち上がり、指を一本立てて声をかけると、他の野手も口々に声をかけあう。
えーと......、なにがなんだかよく分からないうちにツーアウトになっちゃったよ。
「あのー......、先生。いまのって......」
「ファーストゴロを捕ったファーストが一塁カバーに入ってたセカンドに送球して、一塁はアウト。
三塁にいたランナーがホームでタッチアウトだ。
一塁と二塁にいたランナーは、それぞれ二塁三塁に進塁。
しっかり見とけ」
ぜ、全然分からない......。
まずそれを捕った人が一塁に送球して、次にホームに送球した。
「ツーアウトー!
あとひとつ、あとひとつ!」
「ツーアウトー!」
相手校のキャッチャーがお面みたいなのをとって立ち上がり、指を一本立てて声をかけると、他の野手も口々に声をかけあう。
えーと......、なにがなんだかよく分からないうちにツーアウトになっちゃったよ。
「あのー......、先生。いまのって......」
「ファーストゴロを捕ったファーストが一塁カバーに入ってたセカンドに送球して、一塁はアウト。
三塁にいたランナーがホームでタッチアウトだ。
一塁と二塁にいたランナーは、それぞれ二塁三塁に進塁。
しっかり見とけ」
ぜ、全然分からない......。