ふりむいてよキャプテン
こっぱみじん大作戦、その一。
まずは定番、自転車置き場で待ち伏せしよう作戦。
その作戦名の通り、部活が終わったあと、私はいま自転車置き場で小野くんがくるのを待ち伏せしている。
こうして待っていれば、いつか小野くんがくるはず。
そのときに告白するんだ......っ。
.....あ、うそ、どうしよう、あれ小野くんだ。
もう来ちゃったの?
まだ心の準備できてない。
というか、にっしーと一緒じゃん......。
もう暗くなって誰だかわかりづらい中、野球部員ということはすぐにわかるカバンをもった小野くんとにっしーがこちらに近づいてくる。
「お、おつかれー。
誰か待ってるの?」
「ううん、とくに待ってないよ。
いま帰ろうと思ってたとこ」
にっしーから声をかけられ、苦しまぎれにごまかす。
にっしーは応援するって言ってくれたけど。
さすがににっしーのいるまえで小野くんちょっときて、とは言えないよ......。
まずは定番、自転車置き場で待ち伏せしよう作戦。
その作戦名の通り、部活が終わったあと、私はいま自転車置き場で小野くんがくるのを待ち伏せしている。
こうして待っていれば、いつか小野くんがくるはず。
そのときに告白するんだ......っ。
.....あ、うそ、どうしよう、あれ小野くんだ。
もう来ちゃったの?
まだ心の準備できてない。
というか、にっしーと一緒じゃん......。
もう暗くなって誰だかわかりづらい中、野球部員ということはすぐにわかるカバンをもった小野くんとにっしーがこちらに近づいてくる。
「お、おつかれー。
誰か待ってるの?」
「ううん、とくに待ってないよ。
いま帰ろうと思ってたとこ」
にっしーから声をかけられ、苦しまぎれにごまかす。
にっしーは応援するって言ってくれたけど。
さすがににっしーのいるまえで小野くんちょっときて、とは言えないよ......。