ふりむいてよキャプテン
「......にっしーとか、後輩とイチャイチャしてたらいいんだ。もう部活やめようかなぁ」

「え~なにそれ?高田っちに怒られても、休みなくても今までがんばってきたんじゃないの?
なんで急にそうなるのよ?」

「だって、なんかつまんないし。
新しいマネージャーいるし、私がいなくても、誰も困らないし」


超ネガティブモードでグダグダと愚痴る私に、ゆっちはあきれたようにためいきをついた。


「そんなことないんじゃない?
少なくともにっしーはあみがいなくなったら、嫌だと思うけど?」

「にっしーの名前は出さないでっ!」


かたくななににっしーを拒絶する私に、ゆっちは肩をすくめ、とりあえずお昼食べようと図書室の中に入ったのだった。
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