ふりむいてよキャプテン
「それ......、まだつけてくれてたんだ」
黄色のくまがさっそくつけられたバッグには、すでににっしーからホワイトデーにもらったショッキングピンクのくまもつけられていた。
私の学校カバンを指して、にっしーはそれをじっと見ている。
「え?うん。
そういうにっしーも、まだお守りつけてくれてたんだね」
野球部のみんなが使っている黒い部活バッグにつけられたいちご柄のお守り。
これ、にっしー恥ずかしくないのかな......。
全然合ってないというのに、いまだにそれをつけているにっしー。
他の男子とかに、なんだそれとからかわれたりしないのか心配になるけど、やっぱり自分の作ったお守りをつけてくれているのは素直に嬉しい。
「うん、あみが作ってくれたお守りだから。
今年も作るの?」
「そうだね、背番号が発表されたらね。
今年はさほちゃんもいるから、二人で分担して作るよ」
そろそろ夏大も近づいてきたし、今年もまた鶴折ったりお守りも作らなきゃ。にっしーにそう言われて、やらなきゃいけないなと思い出す。
でも今年はマネージャー二人だから、去年よりは負担がへるかな。
黄色のくまがさっそくつけられたバッグには、すでににっしーからホワイトデーにもらったショッキングピンクのくまもつけられていた。
私の学校カバンを指して、にっしーはそれをじっと見ている。
「え?うん。
そういうにっしーも、まだお守りつけてくれてたんだね」
野球部のみんなが使っている黒い部活バッグにつけられたいちご柄のお守り。
これ、にっしー恥ずかしくないのかな......。
全然合ってないというのに、いまだにそれをつけているにっしー。
他の男子とかに、なんだそれとからかわれたりしないのか心配になるけど、やっぱり自分の作ったお守りをつけてくれているのは素直に嬉しい。
「うん、あみが作ってくれたお守りだから。
今年も作るの?」
「そうだね、背番号が発表されたらね。
今年はさほちゃんもいるから、二人で分担して作るよ」
そろそろ夏大も近づいてきたし、今年もまた鶴折ったりお守りも作らなきゃ。にっしーにそう言われて、やらなきゃいけないなと思い出す。
でも今年はマネージャー二人だから、去年よりは負担がへるかな。