ふりむいてよキャプテン
グラウンドでの攻防
部活が始まる前、大きなドリンクサーバーにスポーツドリンクの素を入れて、ドリンクを作る。
そろそろ七月に入りそうなこの時期、暑いからますますドリンクの消費量も多い。
「なんかぁ、修学旅行から帰ってきてから、あみ先輩と西川先輩おかしくないですかぁ?修学旅行でなにかあったんですか?」
ドリンクサーバーの取っ手を片方もって、ネコみたいなアーモンドアイを細めるさほちゃんに、ギクリとなってしまった。
そうなんだ......、修学旅行から帰ってきてから、三日たったけど、まさにさほちゃんの言う通りだった。
お互い避けたりはしてないけど、どうもギクシャクしている。
「な、なんで?
なにもないけど?いつも通りだよ?」
私も片方の取っ手をもって、もう片方を持つさほちゃんと目を合わせると、本当ですかぁ?とますます目を細める。
そろそろ七月に入りそうなこの時期、暑いからますますドリンクの消費量も多い。
「なんかぁ、修学旅行から帰ってきてから、あみ先輩と西川先輩おかしくないですかぁ?修学旅行でなにかあったんですか?」
ドリンクサーバーの取っ手を片方もって、ネコみたいなアーモンドアイを細めるさほちゃんに、ギクリとなってしまった。
そうなんだ......、修学旅行から帰ってきてから、三日たったけど、まさにさほちゃんの言う通りだった。
お互い避けたりはしてないけど、どうもギクシャクしている。
「な、なんで?
なにもないけど?いつも通りだよ?」
私も片方の取っ手をもって、もう片方を持つさほちゃんと目を合わせると、本当ですかぁ?とますます目を細める。