ふりむいてよキャプテン
スコアブックからペンケースからとにかく色々なものが入った学校カバン、にっしーからもらったくまがふたつついたカバンをあさる。
「良かった、これ直してもらってもいい?」
突然ユニフォームを脱ぎ出したにっしーにちょっと焦ったけど、よく考えたら下にアンダーシャツ着てるから焦る必要なかったんだ。
赤と白のしましまのユニフォームを受けとると、背中に縫い付けてある背番号、4番がとれかけていた。
「すぐ直すね」
縫い直すために床に座ると、エンジのアンダーシャツ一枚になったにっしーもそばに座る。
にっしーはそわそわしていたかと思えば、下を見たり、どうも落ち着かない様子だ。
「どうしたの?緊張してる?」
「......うん」
一言だけ返した返事からも、にっしーの緊張が伝わってくる。
試合前は誰でも多少は緊張すると思うけど......。
「良かった、これ直してもらってもいい?」
突然ユニフォームを脱ぎ出したにっしーにちょっと焦ったけど、よく考えたら下にアンダーシャツ着てるから焦る必要なかったんだ。
赤と白のしましまのユニフォームを受けとると、背中に縫い付けてある背番号、4番がとれかけていた。
「すぐ直すね」
縫い直すために床に座ると、エンジのアンダーシャツ一枚になったにっしーもそばに座る。
にっしーはそわそわしていたかと思えば、下を見たり、どうも落ち着かない様子だ。
「どうしたの?緊張してる?」
「......うん」
一言だけ返した返事からも、にっしーの緊張が伝わってくる。
試合前は誰でも多少は緊張すると思うけど......。