ふりむいてよキャプテン
「俺やめてほしいなんて思ってないよ。
俺は......あみがいてくれるだけで嬉しいし。
あみにとってはそう思われてるだけで、迷惑だろうけどさ」
「そこまでは言ってないよ」
もうとっくに水にさらすのは十分だっただろうに、いまだ出しっぱなしだった水を、蛇口をひねって止めた。
「言ったよ!
いつまでもしつこいし迷惑だから、早く他の子と付き合ってくれたらせいせいするって。あれ相当へこんだ」
「だから!そこまで言ってないってば!
ていうか、あれ嘘だから」
急に大きい声を出してきたにっしーに、うっかり私も大きい声を出してしまったあげくによけいなことまで言ってしまった。
どういう意味?と後ろから、にっしーの声。
俺は......あみがいてくれるだけで嬉しいし。
あみにとってはそう思われてるだけで、迷惑だろうけどさ」
「そこまでは言ってないよ」
もうとっくに水にさらすのは十分だっただろうに、いまだ出しっぱなしだった水を、蛇口をひねって止めた。
「言ったよ!
いつまでもしつこいし迷惑だから、早く他の子と付き合ってくれたらせいせいするって。あれ相当へこんだ」
「だから!そこまで言ってないってば!
ていうか、あれ嘘だから」
急に大きい声を出してきたにっしーに、うっかり私も大きい声を出してしまったあげくによけいなことまで言ってしまった。
どういう意味?と後ろから、にっしーの声。