ふりむいてよキャプテン
にっしーが何か言おうとすると、部室の外から先生の怒鳴り声が聞こえた。
「西川!ちょっとこい!」
「はい!!」
にっしーは目にもとまらない速さで赤い野球帽をかぶると、部室を出ていく。
「西川!お前今日スリッパできただろ!
神聖なグラウンドにスリッパでくるなんて、お前はグラウンドをなんだと思ってるんだ!」
スリッパ?
にっしーが出ていってしばらくしてから、また怒鳴り声が聞こえたので、こっそり部室の外をのぞく。
みんなが練習しているフェンスの裏で、腕を組んで仁王立ちしているピチピチT、とにっしー。
「はい!すみません!」
「やる気がないなら、お前はもうグラウンドに顔を出すな!」
「西川!ちょっとこい!」
「はい!!」
にっしーは目にもとまらない速さで赤い野球帽をかぶると、部室を出ていく。
「西川!お前今日スリッパできただろ!
神聖なグラウンドにスリッパでくるなんて、お前はグラウンドをなんだと思ってるんだ!」
スリッパ?
にっしーが出ていってしばらくしてから、また怒鳴り声が聞こえたので、こっそり部室の外をのぞく。
みんなが練習しているフェンスの裏で、腕を組んで仁王立ちしているピチピチT、とにっしー。
「はい!すみません!」
「やる気がないなら、お前はもうグラウンドに顔を出すな!」