ふりむいてよキャプテン
「亜美ちゃん、はい。
またできたよ、鶴」
背番号も渡し終わり部室に戻ると、にっしーが私の机の上に五羽のつるを置く。
「わぁ!すっごくきれいに折れてるね!
さすがにっしー」
足も速くて、器用じゃないとできないセカンドを守っているだけあって、手先も器用!とにっしーをほめたたえると、彼は得意気に笑う。
「でしょ?もっと折るよ。
次は前よりもたくさんちょうだい」
「いいの?
たくさん作ってくれてありがとう」
もっとと言われたので、カバンの中から折り紙を取り出し、その中から青い紙を十枚手渡しする。
それからにっしーに作ってもらった五羽の鶴を今まで作った鶴につなげた。
これであと......700羽くらいだね。
たくさん作ったはずなのに、まだまだたくさん折らなきゃと、それを見てちょっとがっかり。
背番号も渡され、いよいよ夏大もあと一ヶ月をきった今。
大会に向けて千羽鶴を作っているけど、一人で千羽はかなりキツイ。
だから、手伝ってもらえると本当に助かる。
またできたよ、鶴」
背番号も渡し終わり部室に戻ると、にっしーが私の机の上に五羽のつるを置く。
「わぁ!すっごくきれいに折れてるね!
さすがにっしー」
足も速くて、器用じゃないとできないセカンドを守っているだけあって、手先も器用!とにっしーをほめたたえると、彼は得意気に笑う。
「でしょ?もっと折るよ。
次は前よりもたくさんちょうだい」
「いいの?
たくさん作ってくれてありがとう」
もっとと言われたので、カバンの中から折り紙を取り出し、その中から青い紙を十枚手渡しする。
それからにっしーに作ってもらった五羽の鶴を今まで作った鶴につなげた。
これであと......700羽くらいだね。
たくさん作ったはずなのに、まだまだたくさん折らなきゃと、それを見てちょっとがっかり。
背番号も渡され、いよいよ夏大もあと一ヶ月をきった今。
大会に向けて千羽鶴を作っているけど、一人で千羽はかなりキツイ。
だから、手伝ってもらえると本当に助かる。