ふりむいてよキャプテン
普段は腕を組んだまま、みんなのプレイを見てぶつぶつお小言を言っているだけの先生だけど。
興奮してくると、メガホンをもって立ち上がり、叫ぶ。
「おい、セカンド!無理して二塁に投げるな!
確実に一塁で刺して、アウトひとつずつとっていけ!」
さらにヒートアップすると......
「なにやってんだお前ら!!
全然連携とれてねぇじゃねえか!今のゲッツーとれる場面だろ!」
つばまでとんでくるという、特等席でベンチ入りできる幸せものの私。
先生の怒声が飛び交うなか、先輩の三年生ピッチャーもがんばって抑えていたけれど、強打線揃いの相手校。
確実に点を重ねられるのに対して、うちはヒットを打ったり、ランナーは塁に出ているものの、なかなか点がとれない。
興奮してくると、メガホンをもって立ち上がり、叫ぶ。
「おい、セカンド!無理して二塁に投げるな!
確実に一塁で刺して、アウトひとつずつとっていけ!」
さらにヒートアップすると......
「なにやってんだお前ら!!
全然連携とれてねぇじゃねえか!今のゲッツーとれる場面だろ!」
つばまでとんでくるという、特等席でベンチ入りできる幸せものの私。
先生の怒声が飛び交うなか、先輩の三年生ピッチャーもがんばって抑えていたけれど、強打線揃いの相手校。
確実に点を重ねられるのに対して、うちはヒットを打ったり、ランナーは塁に出ているものの、なかなか点がとれない。