この恋、きみ色に染めたなら






眩しい光に包まれ、温かな何かが私の体を押した瞬間ー……






私の意識はその眩しくて、温かな光に包まれ遠のいていくー……











意識が遠のいていく間際に、







『肇のことを宜しくお願いします。

 どうか、肇とあなたで幸せになって……』






と、紗季さんの声が耳に届いた気がするー……
















ありがとう、紗季さん……















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