彼はクールな総長様【完】
「仁…」
「しゃべんな」
やっと離してくれたと思ったけど
また唇を塞がれた
仁のペースでキスされてるから
なかなか息が出来ない
息をしようと口を開けたら
仁の舌が入ってきて
私の舌と絡み合う
普通なら嫌がるんだろうけど
嫌になんてなれない
これって、私が失くした感情のだよね?
人を好きになるってことだよね?
「ぷはっ」
やっと口を離してくれた
肩で息をする私に対して
すごく余裕を見せる仁