彼はクールな総長様【完】
「おーい!凛!」
そんな大きな声で名前呼ばないでよ…
そんなことを思いながら私は仁だちの席へ向かった
「何にするの?」
「えー?凛ってば!
もっとちゃんとした接客してよ?」
ニカッと笑う御幸
「…っ、
いっ…いらっしゃいませ…ご主人
ご注文はお決まりですか?」
あ〜
完全に顔引きつってるよ…
「んーとね、
チョコケーキとアップルパイとオレンジジュース!」
御幸はチョコケーキとアップルパイとオレンジジュースっと
「あとの俺達はコーヒーで」
はい、御幸以外のみんなはコーヒー
「ご注文は以上で宜しいでしょうか?
では少々お待ちください」
注文を取り終わって
私はその場から立ち去るように厨房に走った
「はぁ〜」
大きなため息ばかり出てしまう…