彼はクールな総長様【完】
凛「心!心!心!」
心「んな何度も名前呼ばなくったって聞こえてるよ」
この声
この口調
やっぱり心だ
凛「心!なんでいるの?」
心「なんでって言われてもな?
生きてるもんにそれはねーだろ?」
嫌みたらしく言われる
凛「でも…死んだはずじゃ…」
心「俺がそう簡単に死ぬたまだと?
死んでも死にきれねーから蘇生したんだよww」
凛「蘇生って…w
でも良かった!
私、お医者様から心は死んだって聞かされたんだよ?」
心「…っあ…それはな…」
何だかバツが悪そうに
顔を逸らす心
心「俺が撃たれたこと、お前なら一生それを引きずると思ってな
いっそのこと俺が死んだことにすれば、お前の負担を軽くしてやれると思ったんだ
だからあいつらは全部しってた
けどそれが、お前をもっと傷つけてたんだな、悪かった」
凛「ううん。いいの
心が生きていてくれただけで、私はそれでいいの!」
心「そうか。
お前の今の彼氏が、待ってるぞ
行ってやれ」