彼はクールな総長様【完】
部屋に戻ってすることがなく
ご飯の時間まで、テレビを見ているということしかしなかった
コンコン
「飯食いに行くぞー」
ノックをした真琴
「あぁ」
なんだか気まずい雰囲気になっちゃってるよ…
「行くか」
「うん」
ご飯を食べるため、大広間に集まった
「いただきまーす」
皆いっせいに箸を進める
「凛」
「なに?」
「ご飯粒ついてる」
仁は私の口の周りに付いているであろうご飯粒を
そのまま自分の口へと運んだ
「…ごめん…」
「何で謝るんだよww」
何故かその時はうまく話すことが出来なかった
どうしてか分からないけど、胸の奥のほうがキュンってなって
なんだか熱い感じになるんだよな〜
仁と一緒にいると