Keep Smile
「そういう、お世辞はいいから。それによくそんな言葉サラリと言えるね・・・」



わたしは蓮に言う。



けど、さっきからわたしは蓮と話でばっかり。



大翔は葵とずっと楽しそうに話してる。



なんだろう。この心のモヤモヤ



イヤだ。いくら友達と言っても大翔が葵と話してたらイヤだよ・・・



そう思いながらも、チラッと大翔の方を見る。



やっぱり葵と楽しそうに話してる。



すると、蓮がわたしの手を握って大翔と葵の居る所から少し離れたところにわたしを連れて行った。
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