Keep Smile
3 大翔の過去
「小6の時引っ越したのは、仕方がない事だった。美優に詳しい話を言えなかったのは悪かったと思う。その時俺は病気だったんだ」
「なんで!あんなに元気だったじゃん」
私が立ち上がって言うと、大翔はわたしを座らせて
「落ち着いて聞いてくれよ」
と、少し低い声のトーンで言った。
「確かに病気はそんなに複雑な物ではなかった。
ちょっとした肺の病気で治療をすれば簡単に治る物だった。
けど、ココの病院では直せなくて、東京に行かなければ行けなかったんだ。
こんな話美優にして心配をかけさせたく無かったから、言うのをやめた」
大翔は申し訳なさそうに少し下を向いて話した。
「なんで!あんなに元気だったじゃん」
私が立ち上がって言うと、大翔はわたしを座らせて
「落ち着いて聞いてくれよ」
と、少し低い声のトーンで言った。
「確かに病気はそんなに複雑な物ではなかった。
ちょっとした肺の病気で治療をすれば簡単に治る物だった。
けど、ココの病院では直せなくて、東京に行かなければ行けなかったんだ。
こんな話美優にして心配をかけさせたく無かったから、言うのをやめた」
大翔は申し訳なさそうに少し下を向いて話した。