Keep Smile
「ダレが歩けって言った?早く後ろに乗れよ」



大翔は後ろの荷台を指差した。



私は、歩くのがイヤなのでしかたなく後ろに乗った。



「言っとくけど、私重いからね!!途中で降りろとか言っても降りないから」



私は少し嫌味っぽく言った。



「重いわけ無いじゃん。めっちゃ軽いし」



大翔はそういって笑った。



大翔の笑顔はなぜか傷ついた私の心を癒してくれる。



私にとって魔法の笑顔なんだ



「んじゃ、学校へ直行!!」
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