Keep Smile
「自習とかつまんない・・・」



わたしはそうつぶやき、机にふせた。



すると、バンッと誰かがドアを思いっきり開ける音がした。



誰だろうと顔を上げると、蓮君が目の前に立っていた。



「蓮君!!何してるの?」



わたしがそういうと、蓮君はわたしの腕を思いっきり引っ張ってわたしを立たせた。



「こいつ、借りていくけど文句ねーよな」



そういって、蓮君はクラスのみんなを思いっきり睨んだ。



「ちょっと蓮君。離してよっ!!今授業中」



わたしがそういって手を振りほどこうとしても、蓮君は離してくれない。


すると、誰かが
< 94 / 212 >

この作品をシェア

pagetop