晴天のへきれき?
思えば、寛げってのは武士の情けだったのかもしれない。





今日一日、室井さんと組んで思った事その1。


室井さんは、段取りが実はうまい。

出来上がった書類を、あちこちの部署に持って行ったりするんだけど。

二度手間になることがない。

書類の出来上がり関係を考えると、なかなか難しい。

会社内を走り回るのが普通。

きっと室井さんは、すでに自分流の仕事スタイルを持っているかも。


ちょっと感心した。



その2。


間違っても室井さんと議論にはなりたくない。

今日は高瀬率いる営業課軍団とのミーティングだったけど、なんだか熱くなってた。

それを冷静に、辛辣に、淡々と言いくるめる姿は目にするのも怖かった。

相手は激昂してるのに、いつも通りの無表情だし。

思えば、私との軽い言い合いは、もしかしなくても手加減してくれてた感じ?

かなり、弁も立つ。

愛想がよければ営業課もいいかも。

そして、何故か高瀬は無言だった。



その3。


ハードだ。

倒れるまで行かないけど、私でもついてくのが精一杯だった。

慣れるだろうか、私。
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