晴天のへきれき?
「再トライしてみればいいです。それで駄目なら諦められるはずです」
私が真っ正面からぶつかっても、もう結果は出ているとおもうけどさ。
「室井さんは、まだ結果が出てないんでしょう?」
泡盛の小瓶に視線を落として、それをコップに注ぐ。
半分くらい飲んだのに、全然酔えないなぁ。
会話の内容が、酔いを次から次に奪い去る。
全く、どうしようもない。
苦笑をすると、ママが小さく驚いた声を出す。
「あら……まぁ」
あらまあ?
顔を上げ、その視線の先を追って目を丸くした。
室井さんがカウンターに突っ伏している。
「室井さん?」
肩を揺すってみても、全然反応がない。
「やだ。寝ちゃってる」
「酔ってたのねぇ」
ええ~?
あんなに飄々としてたのに~?
寝ちゃうってどうなのよー。
「マジか……」
「そりゃそうよね~。あれだけ飲んで酔わない方がおかしいもの」
「なんて解りにくい酔い方なんだ」
とにかく、ママにタクシーを呼んでもらって、その間に支払いを済ませる。
「全国制覇は高いなぁ」
室井さんの分も支払い、ママに手伝ってもらいながらタクシーに乗り込んだ。
私が真っ正面からぶつかっても、もう結果は出ているとおもうけどさ。
「室井さんは、まだ結果が出てないんでしょう?」
泡盛の小瓶に視線を落として、それをコップに注ぐ。
半分くらい飲んだのに、全然酔えないなぁ。
会話の内容が、酔いを次から次に奪い去る。
全く、どうしようもない。
苦笑をすると、ママが小さく驚いた声を出す。
「あら……まぁ」
あらまあ?
顔を上げ、その視線の先を追って目を丸くした。
室井さんがカウンターに突っ伏している。
「室井さん?」
肩を揺すってみても、全然反応がない。
「やだ。寝ちゃってる」
「酔ってたのねぇ」
ええ~?
あんなに飄々としてたのに~?
寝ちゃうってどうなのよー。
「マジか……」
「そりゃそうよね~。あれだけ飲んで酔わない方がおかしいもの」
「なんて解りにくい酔い方なんだ」
とにかく、ママにタクシーを呼んでもらって、その間に支払いを済ませる。
「全国制覇は高いなぁ」
室井さんの分も支払い、ママに手伝ってもらいながらタクシーに乗り込んだ。