晴天のへきれき?
「明日は朝倉の誕生日ですし、馬に蹴られたくなければ退いてください」
淡々と、何を宣言しちゃってるのよ!!
「室井。君って、2・3年前から好きな女性がいるって言ってなかった?」
え?
村田君の言葉に息を飲む。
「言いましたね」
って……室井さん……
それじゃ、やっぱり、私の他に……?
ちらっと、室井さんは私を見て、
「……朝倉とは、研修で会ってますから」
「……っ!!」
驚いた。
同時に胸がキュン、と締め付けられるような感覚に目を丸くした。
え?
……何。
今更、キュンってなるの?
「と言う訳で、彼女の誕生日は俺が独占しますから」
淡々と述べて私の腕をつかむと、スタスタと歩いてタイムカードを押し、くるりと振り返る。
「じゃ、お疲れ様です」
そのままスタスタとロッカールームまで連れ出されて、立ち止まった。
「あの。私、まだパソコンの電源とか業務日誌があるんですが……」
呟くと、手を離して俯いた。
そのままで振り返って、両肩に手を乗せられる。
表情は見えない。
淡々と、何を宣言しちゃってるのよ!!
「室井。君って、2・3年前から好きな女性がいるって言ってなかった?」
え?
村田君の言葉に息を飲む。
「言いましたね」
って……室井さん……
それじゃ、やっぱり、私の他に……?
ちらっと、室井さんは私を見て、
「……朝倉とは、研修で会ってますから」
「……っ!!」
驚いた。
同時に胸がキュン、と締め付けられるような感覚に目を丸くした。
え?
……何。
今更、キュンってなるの?
「と言う訳で、彼女の誕生日は俺が独占しますから」
淡々と述べて私の腕をつかむと、スタスタと歩いてタイムカードを押し、くるりと振り返る。
「じゃ、お疲れ様です」
そのままスタスタとロッカールームまで連れ出されて、立ち止まった。
「あの。私、まだパソコンの電源とか業務日誌があるんですが……」
呟くと、手を離して俯いた。
そのままで振り返って、両肩に手を乗せられる。
表情は見えない。