晴天のへきれき?
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とにかく、と言うか……やっぱりその後はカラオケになって、
「そこっ! 二人の雰囲気つくるんじゃね~!」
って言いましても、先輩とチーフは普通にデートなんだと思うんだけどなぁ~。
こちらがお邪魔しているのに、申し訳ない……
室井チーフを無理矢理デュエットに持ち込んだ高瀬さん。
それを眺めて溜め息をつく。
「木村。どうかした?」
室井チーフを取られて、手酌で日本酒を飲みながら、先輩が私の隣りに座った。
「元気ないじゃない。何かあった?」
「いえ……あのぅ」
何か、と言うか、何て言うか?
「どれ。お姉さんに言ってみなさい? 役に立つかは解らないけどね~?」
……ぅう~ん。
確かに、先輩にするには微妙な悩みだと思うんだけど。
でも多分、先輩が一番詳しい様な気もする。
「私、高瀬さんがよく解りません」
言った瞬間、先輩はキョトンとした。
「高瀬……解りやすいと思うけど?」
「解りにくいです」
「どこらへんがさ」
「どこもかしこもです」
とにかく、と言うか……やっぱりその後はカラオケになって、
「そこっ! 二人の雰囲気つくるんじゃね~!」
って言いましても、先輩とチーフは普通にデートなんだと思うんだけどなぁ~。
こちらがお邪魔しているのに、申し訳ない……
室井チーフを無理矢理デュエットに持ち込んだ高瀬さん。
それを眺めて溜め息をつく。
「木村。どうかした?」
室井チーフを取られて、手酌で日本酒を飲みながら、先輩が私の隣りに座った。
「元気ないじゃない。何かあった?」
「いえ……あのぅ」
何か、と言うか、何て言うか?
「どれ。お姉さんに言ってみなさい? 役に立つかは解らないけどね~?」
……ぅう~ん。
確かに、先輩にするには微妙な悩みだと思うんだけど。
でも多分、先輩が一番詳しい様な気もする。
「私、高瀬さんがよく解りません」
言った瞬間、先輩はキョトンとした。
「高瀬……解りやすいと思うけど?」
「解りにくいです」
「どこらへんがさ」
「どこもかしこもです」