晴天のへきれき?
もしかしなくても相談する人を根本的に間違えていたかもしれない。
同じ仲がよくても、村田さんなら違う答えが返ってきてたのかも。
だけど、バラバラになってしまった〝お騒がせトリオ〟……
でも、違う階にある営業部にワザワザいけないし。
とりあえず部屋に戻り、考えているうちにカラオケはお開きになって、気がつけばタクシーの隣には高瀬さんだけが座っていた。
「いつも思うんですが」
「ぅお。何!?」
高瀬さんはビックリした様に私を見て、それから瞬きをした。
「今日は朝までじゃなくなったんですね」
「……そんな事、いつも思ってたの?」
違うけど。
「高瀬さんて、途中解散の時はいつも送ってくれるなぁ……と」
「そりゃ男の義務ってヤツだろ。木村ちゃんは女なんだし」
「どうしてですか?」
「どうして……って、ええ?」
車内は暗いけれど、とてもよく解る困惑声。
身体ごと向き直ったら、何となく引かれた。
同じ仲がよくても、村田さんなら違う答えが返ってきてたのかも。
だけど、バラバラになってしまった〝お騒がせトリオ〟……
でも、違う階にある営業部にワザワザいけないし。
とりあえず部屋に戻り、考えているうちにカラオケはお開きになって、気がつけばタクシーの隣には高瀬さんだけが座っていた。
「いつも思うんですが」
「ぅお。何!?」
高瀬さんはビックリした様に私を見て、それから瞬きをした。
「今日は朝までじゃなくなったんですね」
「……そんな事、いつも思ってたの?」
違うけど。
「高瀬さんて、途中解散の時はいつも送ってくれるなぁ……と」
「そりゃ男の義務ってヤツだろ。木村ちゃんは女なんだし」
「どうしてですか?」
「どうして……って、ええ?」
車内は暗いけれど、とてもよく解る困惑声。
身体ごと向き直ったら、何となく引かれた。