晴天のへきれき?
画面に映し出されたアルファベット。
『THE NIGHT HAS THOUSAND EYES』
くっ!!
また粋な選曲を!
しかも声質も似てるから超ハマってるし!
むくむくと挑戦心が頭をもたげてきて。
私も『JAMBALAYA』を入れる。
この曲なら十八番だしね。
画面に出て来た次曲の表示に、室井チーフは歌いながらちらっと私を見た。
ポカンとする高瀬と木村を無視して、次々にオールディズ合戦を繰り広げる。
「おい。そろそろ、マイク返せ」
しばらく経った頃、高瀬に言われてお互い顔を合わせた。
「気が合うんですね~。お二人とも、ムード満点の曲ばかりで」
木村の声に笑った。
歌ってても、無表情の人と気は合いたくはないけど。
マイクを二人に返して、少し咳込む。
「朝倉さん。喉……平気か」
呟かれて振り返る。
「これくらいなら、まだ平気ですよ」
「驚いた」
無表情で言われて、吹き出す。
「もうちょっとくらい、驚いた顔をしながら言ってください」
「そうか?」
『THE NIGHT HAS THOUSAND EYES』
くっ!!
また粋な選曲を!
しかも声質も似てるから超ハマってるし!
むくむくと挑戦心が頭をもたげてきて。
私も『JAMBALAYA』を入れる。
この曲なら十八番だしね。
画面に出て来た次曲の表示に、室井チーフは歌いながらちらっと私を見た。
ポカンとする高瀬と木村を無視して、次々にオールディズ合戦を繰り広げる。
「おい。そろそろ、マイク返せ」
しばらく経った頃、高瀬に言われてお互い顔を合わせた。
「気が合うんですね~。お二人とも、ムード満点の曲ばかりで」
木村の声に笑った。
歌ってても、無表情の人と気は合いたくはないけど。
マイクを二人に返して、少し咳込む。
「朝倉さん。喉……平気か」
呟かれて振り返る。
「これくらいなら、まだ平気ですよ」
「驚いた」
無表情で言われて、吹き出す。
「もうちょっとくらい、驚いた顔をしながら言ってください」
「そうか?」