涙花
「りなー早く起きなさーい
遅刻するわよー」
太陽が眩しい日だった
『ん。んー。』
眠たい目を擦りながらまだ起きてない頭で着替えだした
「りなー?」
『今行くー』
赤いチェックの可愛いスカートが気に入っている新しい制服に着替え
ナチュラルにメイクを済ませた
「それじゃあお母さん、行ってきます!」
『行ってらっしゃい。
気をつけるのよー』
そー言って穏やかに微笑んだ
『うん。いってきまーす』
ガチャっ