恋の味。
§5 恋の味。



「なに?
亜莉紗には関係ないことでしょ!?」

「関係ないことじゃない!!
だって… だって私は…
〝優哉のことが好きだから!〟」

 

その時だ。

私の後ろに優哉がいた。



「もう いいよ。
自分で渡すから。」


「あっ…っ!」

 

私はその場から逃げ出してしまった。



「亜莉紗!?」

 

私は優哉が呼んでたことも無視して夢中で走った。



< 25 / 29 >

この作品をシェア

pagetop