残 ―zan―
ラーメン通ではないが、僕にでさえ一流のラーメンだとわかった。

「スープが美味しいですね」

僕が言うと、店主ははにかみながら

「ありがとうございます!」

と、口にした。



―――

「予想を上回る店だったな」

知人が余韻に浸りながら話す。

「あぁ、美味かった」

本当にこんなに美味しいものを久々に食べたようだった。

しかも、東京の有名店とは違う。
本当の隠れ家と呼ぶ店だろう。

また、食べに行こうと心に決め僕は帰路に着いた。

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