今日も貴方に惚れてます〜陽一とヤクザの溺愛物語〜
喧嘩の日常
「アハハハハッ!キャハハハハ!」
そう言ってあたしは殴り続ける。
数えて7人?でも誰の拳もあたしには当たらない。
相手の顔はみんな赤黒い血で顔の原型がわからない。
あたしの手も…他人の赤黒い血で
染まっている。
なんでだろう……?
こんなに殴っても蹴ってもあたしの孤独は死ななくて…。
死なずに無傷な孤独に対して
もう笑いが止まらなくて。