懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
俺はその手錠を手に取り確認してみる。
それはズッシリと重たく、これに拘束されれば簡単に逃げられない事がわかる。
手錠には鎖が繋がれていて、その端はテレビ台の足と結ばれているようだ。
「百合、一応聞いておくけれど、君の家にこんなものはないよな?」
俺がそう言うと、百合は不思議そうな顔をして俺に近づいて来た。
「手錠……? そんなもの、家にあるわけないでしょう?」
百合は顔をしかめて言った。
「そうだよな。よし、この部屋もひと通り調べてみよう」
「うん。そうしよう」
こうして、俺たちは百合のキッチンを手分けして調べることになったのだった。
それはズッシリと重たく、これに拘束されれば簡単に逃げられない事がわかる。
手錠には鎖が繋がれていて、その端はテレビ台の足と結ばれているようだ。
「百合、一応聞いておくけれど、君の家にこんなものはないよな?」
俺がそう言うと、百合は不思議そうな顔をして俺に近づいて来た。
「手錠……? そんなもの、家にあるわけないでしょう?」
百合は顔をしかめて言った。
「そうだよな。よし、この部屋もひと通り調べてみよう」
「うん。そうしよう」
こうして、俺たちは百合のキッチンを手分けして調べることになったのだった。