懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
「うるさい! ぼ、僕は小さな子しか愛せない病気なんだ!!」
「病気だからって盗撮が許されると思ってんのかよ!」
俺は2発3発を立て続けに良を殴った。
さすがの良も尻もちをつき、口の端から血を流し始めた。
それでも俺の気は晴れなかった。
良の上に馬乗りになり、更に拳を振り上げる。
「だって……一緒にいても平気だった月奈(ルナ)はいなくなったから……」
呟くように言った良の言葉に、俺は降りおろす寸前だった拳を止めた。
「月奈……?」
「月奈……月奈ごめん……」
突然ボロボロと涙をこぼし始めた良は、俺を押しのけてテレビへと走った。
誰も、止める暇なんてなかった。
良はDVDを取り出しそれを手で真っ二つに折ったのだ。
「病気だからって盗撮が許されると思ってんのかよ!」
俺は2発3発を立て続けに良を殴った。
さすがの良も尻もちをつき、口の端から血を流し始めた。
それでも俺の気は晴れなかった。
良の上に馬乗りになり、更に拳を振り上げる。
「だって……一緒にいても平気だった月奈(ルナ)はいなくなったから……」
呟くように言った良の言葉に、俺は降りおろす寸前だった拳を止めた。
「月奈……?」
「月奈……月奈ごめん……」
突然ボロボロと涙をこぼし始めた良は、俺を押しのけてテレビへと走った。
誰も、止める暇なんてなかった。
良はDVDを取り出しそれを手で真っ二つに折ったのだ。