懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
初めてここに来たのは半年ほど前で、あの時は拓夢と一緒だった。
男2人でブラブラと暇つぶしをしている時に見つけたのがこの店だった。
当時この店は出来たばかりだったらしく、店頭には派手な花が飾られていた。
最初店に入った印象は『俺の趣味じゃないな』という感じだった。
ドクロとか十字架とか好きそうに見られるけれど、実際はそれほど好きじゃない。
無地のTシャツにワンポイント入っているような、シンプルな服をよく着ていた。
けれど、試しに試着してみたところ、拓夢に『すっげぇよく似合ってんじゃん!!』と褒められ、ついつい調子に乗って買ってしまった。
そんな事がキッカケだったけれど、今では自分1人でも時々この店に足を運ぶようになっていた。
つまり、気に行ってしまったのだ。
ただ、小さな店でもブランドはブランド。
金額はかなり張る。
俺は新作Tシャツを棚に戻し、やっぱりバイトでもしとくんだったと、ため息をはいた。
男2人でブラブラと暇つぶしをしている時に見つけたのがこの店だった。
当時この店は出来たばかりだったらしく、店頭には派手な花が飾られていた。
最初店に入った印象は『俺の趣味じゃないな』という感じだった。
ドクロとか十字架とか好きそうに見られるけれど、実際はそれほど好きじゃない。
無地のTシャツにワンポイント入っているような、シンプルな服をよく着ていた。
けれど、試しに試着してみたところ、拓夢に『すっげぇよく似合ってんじゃん!!』と褒められ、ついつい調子に乗って買ってしまった。
そんな事がキッカケだったけれど、今では自分1人でも時々この店に足を運ぶようになっていた。
つまり、気に行ってしまったのだ。
ただ、小さな店でもブランドはブランド。
金額はかなり張る。
俺は新作Tシャツを棚に戻し、やっぱりバイトでもしとくんだったと、ため息をはいた。