懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
カッターナイフ~嵐side~
月奈が身をよじって抵抗する。
だけど俺は手を止めなかった。
上から順番にボタンをひとつずつ外して行く。
抵抗する月奈を良が抱きしめるようにして押さえている。
良は苦痛に表情を歪めながらも、徐々にあらわになって行く月奈の肌に頬を赤くしていた。
そして月奈の上着のボタンをすべて外し終えた時、良が小刻みに震えていることに気がついたんだ。
「おい、どうした?」
そう声をかけると、「やっぱり、無理だ……」と、良が左右に首をふったのだ。
いまだに強い表情を崩さない月奈に対し、良は目に涙をためている。
まじかよ……。
「僕にはできない」
「おい、離すなよ!!」
俺がそう言うのもむなしく、良は月奈を拘束している手をダラリとたれた。
だけど俺は手を止めなかった。
上から順番にボタンをひとつずつ外して行く。
抵抗する月奈を良が抱きしめるようにして押さえている。
良は苦痛に表情を歪めながらも、徐々にあらわになって行く月奈の肌に頬を赤くしていた。
そして月奈の上着のボタンをすべて外し終えた時、良が小刻みに震えていることに気がついたんだ。
「おい、どうした?」
そう声をかけると、「やっぱり、無理だ……」と、良が左右に首をふったのだ。
いまだに強い表情を崩さない月奈に対し、良は目に涙をためている。
まじかよ……。
「僕にはできない」
「おい、離すなよ!!」
俺がそう言うのもむなしく、良は月奈を拘束している手をダラリとたれた。