懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
俺は冷蔵庫へ手を伸ばし、腐敗を始めている月奈の体を見た。
イチゴのショートケーキ。
答えはきっと月奈の事だ。
俺はそっとその腕に触れた。
ブヨブヨとした皮膚の感触。
「ごめんな、月奈」
そう呟き、爪を立てて腕の肉をそぎ取った。
生きている人間とは違い、簡単に剥がれおちる。
ボタボタと水っぽい血が床に飛び散り、その中に数匹のウジムシを見つけた。
あらわになった骨と肉の断面に思わす吐きそうになる。
俺はそれをグッと我慢し、嵐に向き直った。
「これがお前の食材(贖罪)だ」
イチゴのショートケーキ。
答えはきっと月奈の事だ。
俺はそっとその腕に触れた。
ブヨブヨとした皮膚の感触。
「ごめんな、月奈」
そう呟き、爪を立てて腕の肉をそぎ取った。
生きている人間とは違い、簡単に剥がれおちる。
ボタボタと水っぽい血が床に飛び散り、その中に数匹のウジムシを見つけた。
あらわになった骨と肉の断面に思わす吐きそうになる。
俺はそれをグッと我慢し、嵐に向き直った。
「これがお前の食材(贖罪)だ」