懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~
☆☆☆
それから俺は2人の肉を切り取り、煮えたぎった油で揚げて、一口ずつ食べた。
百合が俺の中に入ってきて、それが血肉になっていく。
俺は百合と1つになったんだ。
体を合わせるよりも、もっと深い関係に。
そう、自分に言い聞かせることで、どうにかその肉を食べることができた。
その直後に、カチャッとドアの鍵の開く音が聞こえてくる。
でも……。
俺は2人の死体を見下ろして、亡くなった全員の事を思い出していた。
ここに来る前は7人いたのに、今じゃ俺1人になってしまった。
みんな、みんな死んでしまった……!!
叫びだしそうな感情を押し殺し、俺は百合の髪からヘアゴムを抜き取った。
微かに百合のシャンプーの香りのついたゴムを、ギュッと握りしめる。
「助けてやれなくて、ごめんな」
そう呟く。
それから俺は2人の肉を切り取り、煮えたぎった油で揚げて、一口ずつ食べた。
百合が俺の中に入ってきて、それが血肉になっていく。
俺は百合と1つになったんだ。
体を合わせるよりも、もっと深い関係に。
そう、自分に言い聞かせることで、どうにかその肉を食べることができた。
その直後に、カチャッとドアの鍵の開く音が聞こえてくる。
でも……。
俺は2人の死体を見下ろして、亡くなった全員の事を思い出していた。
ここに来る前は7人いたのに、今じゃ俺1人になってしまった。
みんな、みんな死んでしまった……!!
叫びだしそうな感情を押し殺し、俺は百合の髪からヘアゴムを抜き取った。
微かに百合のシャンプーの香りのついたゴムを、ギュッと握りしめる。
「助けてやれなくて、ごめんな」
そう呟く。